藤井聡太四段と4人の中学生プロ棋士

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出典http://www.kashiwa-shogi.com/ccschool.html


将棋史上


中学生でプロ棋士になったのはたったの5人


今回は中学生でプロになった天才棋士達をご紹介します。

 


中学生でプロになったのは

 

  • 加藤一二三(プロ入り14歳7ヶ月)
  • 谷川浩司 (プロ入り14歳8ヶ月)
  • 羽生善治 (プロ入り15歳2ヶ月)
  • 渡辺明  (プロ入り15歳11ヶ月)


そして新たに藤井聡太(プロ入り14歳2ヶ月)が加わり


5人となりました


それではまず、藤井四段を除く4人の中学生棋士を見ていきます。


加藤一二三、谷川浩司、羽生善治、渡辺明、4人ともタイトル獲得経験があります。

 

  • 加藤一二三 : 獲得 8期、登場24回
  • 谷川浩司  : 獲得27期、登場57回
  • 羽生善治  : 獲得98期、登場130回
  • 渡辺明   : 獲得19期、登場26回


そして谷川浩司は永世名人の称号を有しており、羽生善治は永世六冠、渡辺明は棋界初の永世竜王永世棋王の永世タイトル保持者でもあります。


そしてA級在位(名人期間も含む)ですが

 

  • 加藤一二三 :36期
  • 谷川浩司  :32期
  • 羽生善治  :25期
  • 渡辺明   : 8期


羽生、渡辺は現在もA級なので今後A級在位記録を更新していくことでしょう。


そして中学生でプロ棋士になったこの4人には共通点がいくつかあります。

 

  • タイトル獲得
  • 棋戦優勝
  • A級在位


タイトル獲得、棋戦優勝、A級棋士、とはプロ棋士ならだれもが目指すところ


いわば頂点


そして、このことからも史上最年少でプロとなった藤井聡太四段もトップ棋士になることは約束されたようなもの


実際に今将棋界が注目しているのは、藤井四段が「いつタイトルを取るか」というもの


タイトルを取ることが前提に話は進んでいます。


ちなみに史上最年少タイトル獲得の記録は屋敷九段の18歳6か月


そして屋敷九段のプロデビューから1年10ヶ月での初タイトル獲得も、歴代最速記録となっています。


藤井四段はすでに29連勝という最多連勝記録を作っていますし、今後もますます活躍が期待されます。


タイトル戦が8つになった今、前代未聞の八冠王なんて声も…

  

 

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